参拝の心得
 
 
 寺院では、法事や祈祷などの仏事を修法しております。観光気分で訪れ、他の参拝者の迷惑にならないようご注意ください。また、写真撮影も構いませんが、狭いところでの三脚の利用や、通路以外の場所へ入っての撮影などはお控えください。 寺院は仏さまをお祀りしている聖域です。動機がどのようなものであっても、お寺へ訪れることは「仏さまにお参り」をしているのだということだけは忘れないで欲しいと思います。 ほかにも、寺院ごとに決められた規則があります。せっかくのお寺参りで、自分の心を汚すことのないよう、心がけてご参拝ください。
 
     
 
参拝の作法
 
 
 標準的なお参りの仕方を紹介いたします。各寺院により異なる点もありますが、基本として心得ておくと、より気持ちよくお参りいただけますので、参考になさってください。

@寺院に着いたら、入山する前に(山門や階段など寺院の入口で)、まずは合掌一礼をしてから入ります。
A清め場があれば、手を洗い、身を清めます。
B本堂へ向かい、本尊さまに礼拝します。お賽銭・線香・灯明などを供え、清すがすが々しい気持ちで静かに合掌し礼拝をします。読ど経きょうをする場合は心静かにお唱えをします。
Cその他の諸堂にもお参りします。
Dお参りがすみましたら、納経所で御朱印をいただきます。御朱印はお参りなさったことを証明する大切な印です。本来はお経などを写したもの(写経)を納め、御朱印を頂戴したものですので、丁重にお願いすることをお勧めします。
E案内表示があれば案内にしたがって進み、山内を見学します。
F境内を出て(山門や階段など寺院の入口を出て)、振り返り、もう一度、合掌一礼をします。
 
     
 
東国花の寺の巡り方
 
 
 本書では、東京を起点とし、埼玉・群馬・栃木・茨城・千葉・神奈川と順路を辿るように掲載しております。しかし、「花を巡る」という性質上、順路どおりに巡ることは難しいでしょう。花の開花にあわせ参拝できることが理想ですが、本書を参考にして、自分なりの巡り方を考えてみるのも楽しみの一つです。 花は満開の時だけが見頃ではありません。芽吹いたときや実をつけたときなど、それぞれに見所があります。同じ寺院を何度参拝しても構いません。ゆっくりと自分のペースで、東国花の寺を満願されることをお勧めします。